病児保育こがも の屋根裏部屋

こがもだより

こんにちは。病児保育こがもです。

新年度が始まり2ヶ月が経ちました。
新しい環境、初めての集団生活には慣れましたか?

こがもブログでは、子どもたちに関する情報をお届けしていきたいと思います。

今回は【誤嚥】についてお届けします。

誤嚥とは、飲み込んだ食べ物や唾液などが、食道ではなく気管に入ってしまうことをいいます。
奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもが豆やナッツ類を食べると、のどや気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりすることがあります。

そのため、こがもでは3歳未満のお子様、咳症状のあるお子様には枝豆も含めてナッツ類はご持参いただいても提供をしていません。
その他
唐揚げ・ウィンナー・キノコ類は一口サイズ、麺類は短くカットし、
トマトやブドウ、いちご、うずらの卵など球形のものは1/4カット、
(※リンゴは球形ではありませんが、いくら噛んでも固さは残りのどに詰まらせやすい食材です。1歳半までは薄切りにして加熱して指でつぶせる固さでお持ちください)
果物などの種の除去、魚に骨が入っていないかなど、提供する際は気を付けています。

保護者の方々には、お忙しい中で、お手数おかけしてしまうのですが、病気の時は、咳や痰がらみ、咽頭痛などで普段より食事が飲み込みにくくなるので、さらに注意が必要です。
もちろん病気の時以外でも誤嚥してしまう可能性はあります。
お子様の安全を守るために、一人一人に合った形状、ペースでお食事は進めていきましょう。